まだ実技試験は受けていませんが、筆記試験は働きながら3か月ないぐらいの勉強時間で9教科全て合格できたので私がやっていた勉強方法を覚書として書いておきたいと思います。
使用した参考書
まず、使用した参考書です。
金額的なこともありユーキャンなどの通信教育は使いませんでした。
使用したのはこの5冊です。
・いちばんわかりやすい保育士合格テキスト上・下(成美堂出版)/¥1,800×2冊
・1回で受かる!保育士過去問題集(成美堂出版)/¥1,800
・保育士出る!出る!一問一答(翔泳社)/¥1,500
・ユーキャンの保育士過去&予想問題集/¥2,700
計¥6,960(税込)
ちょっと調べたら、ユーキャンで講座を受けると¥59,000なのでおよそ8分の1の価格で合格することが出来ました。
ただ、ユーキャンなどの通信教育に関してはペースに合わせたカリキュラムだったり、手厚い添削だったりするのでもちろんそっちのほうが良い、ちゃんと知識を身に付けたいという人には良いと思います。
私に関してはとにかく合格を目標にしてましたので市販の参考書で自分のペースで進められる方を選びました。(勉強を始めるのがかなり遅かったので通信だと間に合わなかったかも・・・)
あと、制度の改正があり次の試験までに今の参考書の情報が変わっていて買いなおしをしないといけないのが嫌だったので1回で合格できて本当に良かったです。
勉強の大まかな流れ
参考書を大体で読む(3か月前~)
なんとなく、単語を頭に入れる作業です。
頭を保育士試験の単語や内容に慣らしていくイメージです。
ここで大事なのはしっかり覚えようとしないこと。どうせ後々問題を解いていくうちに頭に入ってくるので・・・
参考書を通して読んでいると、教科が違っていても共通する単語や人物が結構多いので最初は全く分からなかった単語も参考書を通して読んでいけば あ、これ見たことある!という風になってくると思います。
ゆっくり進めて最終的に参考書の最後まで行きつかなかったり繰り返す時間が無くなるのが一番まずいです。
参考書で読んだ教科を一問一答で繰り返し解いていく(2か月半前~)
一問一答にはかなり助けられました。
問題が的確だし、いつでもどこでも確認できるというのも大きな利点。
仕事のスキマ時間や外食の食事の待ち時間などにずっと眺めてました。
わからない部分があったらテキストで確認し、こちらではしっかり暗記するようしてください。
私の苦手な分野を重点的にやったのはありますが、たぶん一問一答は3周ぐらいはしてると思います。
過去問を解く(1か月弱前~)
1回分まとめてではなく1教科ごとに解いていきました。
全て解いていくと問題文を忘れてなぜ間違ったのか確認するのが面倒になるので・・・
保育士試験の問題は結構独特で、組み合わせ問題です。
5つほど文章があってそれぞれの適切な文章を〇、不適切な文章を×として〇と×の正しい組み合わせを選びなさい、とかABCDEそれぞれに入る正しい言葉の適切な文章を選びなさい、というような。
マークシートで組み合わせによる消去法が有効な分、意外と「なんとなく見たことがある」でも通用することが多々あるので、一つ一つじっくり取り組むより、とにかく通して短期間で何回も繰り返す勉強法が有効なように思います。
過去問に関しても、間違えた問題を確認してその都度なんとなく頭に入れることが大事です。(過去問に参考書にも書いてない情報が結構入っています)
一問一答に関しては繰り返し解きましたが、問題集に関しては繰り返さずに間違えたこところを確認するだけで済ませました。
ただ、これは今回なんとかそれで間に合っただけで本当は繰り返し過去問も解いたほうが確実に良い点は取れると思います。
予想問題集を解く(3日前~)
この時点ではすべての教科で6割以上取れていたいです。
制限時間は正直あまり気にしなくていいかなーと思っていて、20問で60分で1問3分とはいえ私は全教科そこそこ時間が余って、本試験ではほとんどの教科で退出可能時間過ぎると退出していました。
ここで間違った部分は最後に見返してしっかり覚えましょう。
Googleカレンダーに残っていた私のスケジュール
3か月前からなんとなく参考書読んでいたとはいえ、10月4日でようやく参考書1週読み終わっています(笑)
上に解説した期間は理想であって私はぎりぎり過ぎて夜中2時とかまで起きてやってました。よくない例・・・
おおよそ勉強の流れは書きましたが、これがポイントかな、というのを3つほど伝えたいと思います。
ポイントになる3つの要素
単語をしっかり覚えようとしない
途中で書きましたが、筆記問題ではないので一字一句間違えずに書けるぐらい覚える!というような気合は捨ててください。
保育士試験の組み合わせの選択でマークシート形式ということを最大限活かした勉強方法にしましょう。
覚えるのは過去問や参考書に何度も出てくるような主要な単語だけ
一回ユーキャンの参考書を見せてもらったのですが、本試験前に見ても海外の人物などわからない人だらけでした。
おそらく、時間をかけてしっかり勉強する通信教育だと過去問に何度も、ではなく何回か出たようなレア問題も入れているのだと思うのですが、短期間で受かろうと思うならそのあたりは捨てて下さい。
過去問や参考書でいくつかの教科に亘って毎回出ているような人物や単語を覚えるのが先決です。
わからない問題は潔く捨てる
私の中で一番のネックが保育実習理論の音楽の部分でした。
コードネームが本当に意味が分からず、1~2日ぐらいは格闘したのですが・・・
途中で毎年出ているコードの問題、解かなくてもそれ以外の内容を暗記をすれば合格点に届くのでは?と気づいたのです。
今回保育実習理論はほぼあきらめていましたが、結局ギリギリで造形の部分を暗記して7割取れました。
どうしても理解できない、解かなくても合格点に届くはず、という部分は潔くあきらめて他の部分に時間を割きましょう。 その場に留まっている時間が勿体ないので・・・
上記3つに共通しているのは「必要ないものは捨てる」です。
長期的に見た知識でいえばどうなのかとは思いますが、それに関しては受かってからでも勉強はできます。
ひとまず試験に受かることが大切だと思いますので、効率よく勉強を進めていきましょう♪
タイムスケジュール・環境について
私はほぼ仕事終わってから勉強はしていました。
この時本当に実感したのは、習慣って本当に大事だなあ、です。
勉強に切羽詰まってくると、いつもは習慣でスマホに手を伸ばしていたのに習慣で参考書を手にとるようになっていました。
スマホは横になっていても見られるので、参考書も横になってみていました。
勉強は机に座ってやるもの、という考えはやめて、スマホを触るように参考書を触っていたことが合格に近づけた大きな要素だったように思います。
勉強も場所や体勢関係なくまずやることが大事だと思います。
最後に
もちろん私の勉強方法は一例でしかありません。
ですが、今回は私自身勉強してみて保育士試験にはこういう方法が有効だな~と感じた内容に特化して書いてみましたので、これなら出来るかも!という方はぜひ参考にしてみて下さい( ^^)
また、もっと効率のいい勉強方法があれば教えていただければ幸いです♪